子供が股関節の痛みを訴えたら疑う病気とは?

股関節 痛み 子供 病気

 

股関節に痛みが生じる場合は大体が高齢者や成人など大人になった人が多いです。筋肉の酷使や悪い姿勢、さらには筋肉の衰えなど原因は様々ですが、発症してしまう人はとても多いものです。

 

ただ、子供が股関節の痛みを訴えかけてきたら注意が必要です。この場合は、大人と違った原因で生じている可能性が高いからです。

 

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子供が股関節に痛みを感じた場合に最初に疑うのが、単純性股関節炎です。

 

その病因、病態などの特有な原因はまだ分かってはいなのですが、どうやら風邪などのウイルス性感染症にかかった後に3割くらいの患者さんが発症したというケースがあります。ということは、免疫力が低下したか、ウイルスが入り込んだかのどちらかになるようです。

 

発症する年齢は4~6歳に多くみられ、2割ぐらいは複数回発症するケースもあるようで、この部分は個人差が大きいとされています。ただ、この病気は急に痛くなり、1週間から10日程度で痛みが消失するのが特徴です。

 

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単純性股関節炎は名前のとおり、股関節部分が何かしらの原因で炎症が発生してしまったことが原因で痛みを伴います。そのため、炎症止めを飲んで数日安静にし様子をみるだけで症状は治ってしまいます。

 

親御さんからしてみたらとても心配ですよね。「このまま歩けなくなったらどうしよう」なんてことを考えてしまうかもしれませんが、単純性股関節炎の場合には1週間程度で治ります

 

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しかし、痛みに変化がなかったり、熱が中々下がらないようでしたら他の関節炎の可能性もありますので、医師に再度相談するのが良いでしょう。

 

他にも考えられる病気がペルテス病です。これは股関節の軟骨に変形が生じてしまう疾患になります。これを放置しておくと、最悪歩けなくなってしまうので、すぐに治療に取り掛かることが大切になります。

 

ペルテス病では強い痛みを感じるので、子供も親御さんも異変に気づくのに遅れることは少ないでしょう。いつもと違うことを子供が訴えかけてきたらすぐに病院に行き医師の診断を受けるようにしてください。

 

一般的には発症年齢が5歳未満の場合は予後が良好であるといわれています。それ以降の発症では、骨頭の壊死の範囲が広くなることで予後も悪くなってしまうのです。成長著しい子供の時期だからこそ発症するこの病気。少しでも早めの行動が求められます。